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  • ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団【東京公演】
  • 伝統と革新!新時代の名コンビ
    古き良き「独逸の音」に新鮮な閃きを加える俊英
  • 2017年7月4日 (火)
  • S席:14,000円 → S席特別価格11,000円
  • ≪受付期間≫2017年3月10日(金)19:00 〜 2017年6月1日(木)23:59

公演内容 【曲目】
「ベートーヴェン&ショスタコーヴィチ、怒涛の第五交響曲」

ベートーヴェン:交響曲第5番 ハ短調 作品67「運命」
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ショスタコーヴィチ:交響曲第5番 ニ短調 作品47


老舗の名門に新風を吹き込むサラブレット
21世紀の名コンビ


ドレスデン国立歌劇場と並びこのドイツの古都の音楽シーンを牽引するドレスデン・フィルは1871年創立の老舗で、シェフにはマズア、ヤノフスキ、デ・ブルゴスらが名を連ねてきた。この楽団を2011年以来率いているのがミヒャエル・ザンデルリンクだ。旧東独の名匠クルト・ザンデルリンクの息子で、二人の兄(トーマス、シュテファン)も指揮者という文字通り音楽一家のサラブレッドである。
ミヒャエルは最初チェリストとしてキャリアを積み、2000年以降指揮に軸足を移してきた。ドレスデン・フィルともチェリスト時代から共演関係があり、経験の厚みが実りを迎えつつあることは2013年、15年と続いた来日からもうかがえた。モダン・オケのヒストリカル・アプローチは21世紀に入り徐々に広がってきたが、ミヒャエルはこうしたトレンドにも敏感だ。とりわけ弦に対する深い理解に裏打ちされた柔軟で実践的な姿勢が、新風を吹き込んでいる。
彼らの持ち味は、今回のプログラムでも十分に発揮されよう。7月2日はワーグナーの前任者としてドレスデン宮廷歌劇場を率いたウェーバーの「オベロン」序曲で幕を開ける。ベートーヴェン「皇帝」で独奏を務める小川典子はロンドンを拠点に世界的に活躍し、会場のミューザ川崎のアドヴァイザーでもある。ブラームスの「交響曲第1番」は同コンビの初来日でも演奏された。再演を通じ深化のほどが明らかになろう。
7月4日はベートーヴェンとショスタコーヴィチの5番を並べた。現在彼らは二人の偉大なる新旧シンフォニストの足跡をたどるプロジェクトを進めており、すでに6番をカップリングしたディスクがリリースされている。5番はそれぞれの作曲家の創作の中核をなすだけに、シリーズでも重要な位置を占めるものとなろう。
ドレスデン・フィルの本拠地クルトゥーアパラストは聖母教会やツヴィンガー宮などの立ち並ぶ旧市街地の文化施設だが、この4月に客席が舞台を立体的に包み込む最新式ホールに生まれ変わる。こけら落とし直後の来日は祝祭気分の冷めやらぬ絶好のタイミングで、充実した演奏が期待できそうだ。

江藤光紀(音楽評論家、筑波大学准教授)
公演ホームページ https://www.japanarts.co.jp/concert/concert_detail.php?id=556
出演 ミヒャエル・ザンデルリンク(首席指揮者)
ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団
スタッフ
公演スケジュール <公演日>
2017年7月4日 (火)

<取扱公演日・開演時間>
7月4日(火) 19:00
チケット料金 S席:14,000円 → S席特別価格11,000円
会場 東京芸術劇場 コンサートホール 【東京】
備考 ※セブン-イレブン発券可
※配送をご希望の場合、6/19までに発送予定

※演奏中の入場、未就学児の入場はできません。

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