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  • 『子午線の祀り』
  • 2021年、『子午線の祀り』がまた新たな幕を開ける。
  • 2021年3月19日 (金) 〜
    2021年3月30日 (火)
  • S席(1階席・2階席) 一般 8,500円(税込)
    ★好評につき販売座席を追加しました!! (2/19 19:00) 
    ※若干数につき完売の際はご容赦ください。
  • ≪受付期間≫2021年2月15日(月)10:00 〜 2021年2月24日(水)23:59

公演内容 2021年、『子午線の祀り』がまた新たな幕を開ける。
「平家物語」に材をとり、日本演劇史上に燦然と輝く不朽の名作『子午線の祀り』
2017年に世田谷パブリックシアター開場20周年記念として
野村萬斎の新演出で上演し、数々の演劇賞を受賞した本作が
戯曲の芯をとらえ直し、ダイナミックかつテンポ感を増した2021年版として
新たに生まれ変わります。

『子午線の祀り』は、木下順二が「平家物語」を題材に“天”の視点から人間たちの葛藤を描き、
平知盛や源義経をはじめとする源平合戦に関わった登場人物たちを躍動感をもって浮き彫りにし、
心理描写も巧みな壮大な歴史絵巻に仕立て上げた戯曲です。
また日本語の“語り”の美しさと荘厳な響きを引き出す群読という独特な朗誦スタイルを随所に用いて、
演劇史に確固たる地位を築いてきた傑作として広く知られてきました。

その戯曲を受けて宇野重吉、観世栄夫、木下順二らの演出による初演が1979年。
能・狂言、歌舞伎、現代演劇で活躍する俳優、スタッフがジャンルを越えて創り上げ、
日本演劇史をひとつの作品で体現する唯一無二の舞台として、高く評価されました。

その後、幾たびもの上演を経て、この伝説的な舞台が、野村萬斎の新演出により
世田谷パブリックシアターで上演されたのが、3年前の2017年のことでした。
世田谷パブリックシアターの芸術監督として長年にわたり、「人間の営みを俯瞰して眺める
狂言的なマクロの視点」と「人間の精神性や情感に迫る能的なミクロの視点」で
古典と現代が融合した作品を数多く演出してきた野村萬斎の集大成の一つともいえる
2017年版の上演は、宇宙的な視座を持つ作品の深い考察、個人と全ての人間の
運命を包み込む宇宙の対比、群読による日本語の美しい響きと身体性を活かした
ダイナミックな演出が高く評価され、読売演劇大賞最優秀作品賞をはじめ、
数々の演劇賞(※1)を受賞しました。

そして2021年初頭にこのコロナ禍の中で再び上演するにあたり、
あらゆる試行錯誤を繰り返した結果、2017年版をベースにしながらも、
戯曲の芯を捉え直し、演出の濃度を増し、機動力のある舞台を
新たに目指すことになりました。

演出の濃度を上げ、ダイナミックかつテンポ感を増した新たな『子午線の祀り』の誕生に
是非ご期待ください。

※1
第25回読売演劇大賞最優秀作品賞、同優秀女優賞(若村麻由美)
第59回毎日芸術賞 千田是也賞(野村萬斎)

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【物語】
歴史上名高い源平の合戦。次第に平家の旗色は悪くなるばかり。
兄・平宗盛(河原崎國太郎)に代わり平家軍を指揮する平知盛(野村萬斎)は、
一の谷の合戦で、源義経(成河)の奇襲を受け、海へ追い落とされる。
以来、武将となって初めて自分に疑いをもちつつ、
知盛は舞姫・影身の内侍(若村麻由美)を和平のため京へ遣わそうとする。

平家を支える四国の豪族・阿波民部重能(村田雄浩)は、
三種の神器を楯に主戦論を唱え、知盛を立てて新しい日本国の存立を画策しようとする。
知盛は平家滅亡を予感しながらも、後白河法皇の過酷な要求を拒絶し、
徹底抗戦の道を選ぶのだった。
一方、源義経は、兄頼朝から目付役として遣わされた梶原景時(吉見一豊)と対立しながらも、
源氏方の先頭に立って慣れぬ海戦も乗り越えますます勢いづいていく。

そしてついに両軍は壇の浦の決戦の日を迎える――。

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ご来場のお客様へ
【下記の事項があてはまるお客様には、入館をご遠慮いただいております】
・発熱(37.5℃以上)や風邪、味覚、嗅覚障害の症状等、体調がすぐれないお客様。
・マスクを着用していないお客様。
・新型コロナウイルス感染症陽性とされた方との濃厚接触があるお客様。
・感染拡大している地域や国への渡航歴が観劇日より前14日以内にあるお客様。

【入館されるお客様へのお願い】
・必ず事前にチケットを発券のうえ、ご来場ください。
・入場時のチケットの半券はお客様ご自身でお切りいただき、所定の場所にお入れいただきます。
・混雑を避けるため、入退場時に制限を行う場合があります。
・開演直前はロビーが混み合う可能性がございます。お時間には余裕を持ってお越しください。
・開演時間に遅れた場合には、後方のお席へのご案内となります。
・お荷物のお預かりは致しません。お手荷物は少なめにしてご来場ください。

(必ずご来場の前に、下記URLより詳細をご確認ください。)
https://setagaya-pt.jp/cms-wp/wp-content/uploads/2020/10/SePT_corona_sign_A4_s.pdf


客席形状について
本公演では、新型コロナウイルス等の感染症対策の一環として、客席の収容人数を抑える為、
座席に関しては前後を1列空けた配置とし、舞台形状及び舞台上の 飛沫拡散防⽌のため
1階席は最前列をD列といたします。詳細は座席表をご確認ください。
今後、感染状況が改善した際には、売止席の追加販売を行う可能性がございます。
予めご了承ください。
【座席表】
https://setagaya-pt.jp/cms-wp/wp-content/uploads/2021/01/cfe26d4fa718d6c08e68c2de5208544d.pdf
公演ホームページ https://setagaya-pt.jp/performances/202103shigosen.html
出演 野村萬斎    … 新中納言知盛
成河      … 九郎判官義経
河原崎國太郎  … 大臣殿宗盛
吉見一豊    … 梶原平三景時
村田雄浩    … 阿波民部重能
若村麻由美   … 影身の内侍
星智也 月崎晴夫 金子あい 時田光洋 松浦海之介
岩崎正寛 浦野真介 神保良介 武田桂 遠山悠介 森永友基
スタッフ 【作】木下順二
【演出】野村萬斎
【音楽】武満徹

【演出補】桐山知也 
【美術】松井るみ  
【照明】服部基/北澤真  
【音響】尾崎弘征  
【衣裳】半田悦子
【ヘアメイク】川口博史
【舞台監督】田中直明
公演スケジュール <期間>
2021年3月19日 (金) 〜
2021年3月30日 (火)

<取扱公演日・開演時間>
3月21日(日) 14:00
3月22日(月) 14:00
3月26日(金) 14:00
3月27日(土) 14:00
チケット料金 S席(1階席・2階席) 一般 8,500円(税込)
★好評につき販売座席を追加しました!! (2/19 19:00) 
※若干数につき完売の際はご容赦ください。
会場 世田谷パブリックシアター【東京】
備考 ※セブンイレブン発券のみ
(ご予約の4日後からご発券いただけます)

※未就学のお子様はご入場いただけません。
※開演後は、本来のお席にご案内できない場合がございます。あらかじめご了承ください。
※興行主の同意のない有償譲渡を禁止します。
※このチケットは、購入者の氏名・連絡先を確認し販売しています。

完売しました

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